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曹渓宗、モロッコ大震災の犠牲者のため救援活動を展開


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作成者 최고관리자 日時23-10-25 09:54 再生247回 コメント0件

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モロッコ大震災から1ヵ月が経過した。しかし、被害復旧はまだ行われていない。特に、山間地域に位置する村は、「居住する世帯数が少ない 」、「品物を届けにくい」「道路の復旧が遅れている」という理由でまともな支援を受けられず苦しい日常を過ごしている。これに対し曹渓宗合同救護団は、仏様の慈悲を実践するためそれらの地域を訪問し、仏教徒たちが寄付した救護物資を届け、日常への復帰を祈った。

 

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曹渓宗合同救護団は10月7日(現地時間)午前8時、救護物資品を集め村に向かった。 目的地であるスモゴースト(Smghost)村は47世帯で300余名が住んでいる。主な収入源はアーモンドおよびクルミ栽培、ヤギや羊などの牧畜業である。宿舎から3時間をかけて到着した村には、合同救護団が来るという知らせに住民たちが早くから出迎えていた。

 

福祉財団代表理事の妙藏僧や救護団員たちは村の被害状況を直接確認するため村周辺を廻った。建物の表面に被害はないが、内部の所々にひびが入り危険に見えた。モロッコ政府は建物の外観が他の被害地域に比べ比較的に良好であると判断し、最小限の救護物資を支援した状況である。

 

合同救護団は地域を視察し、準備した救護物資を配った。村の人々が寒い冬を過ごせるテント30個、子供たちのため学用品48個、女性たちのため衛生キット50個、再建のため工具セットなど多様な品物を届けた。救護物資を受け取った住民たちは顔に笑みを浮かべながらしきりに「シュクラン」と感謝を口にした。

 

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救護物資を配った後、テントを設置した。テントは西サハラ砂漠でモロッコの伝統方式で製作し、政府が支援したテントとは異なり、厚くて何重にも重なっているため、寒さを防ぐのに優れている。テントは山間地域の人々に必需品として挙げられる。救護団員たちはテントを設置する土地を整理し、中心台を立てた後、テントが 倒れないようしっかり固定するなど、熱い太陽と舞い散るほこりの中でも仏様の慈悲を実践するために忙しく動いた。この姿を見た村の青年たちも志願し、テント設置に力を加えた。

 

この日、村の住民はお茶を用意し、妙藏僧や救護団員に渡した。また、ジャガイモと羊肉、各種の野菜に味付けし、蒸したモロッコ伝統料理タジンでパンと共にもてなした。地震で大きな被害を受けたにもかかわらず、自分たちのため苦労する合同救護団に伝える彼らの真心であった。

 

10月8日(現地時間)には、震源地近くのイギル(Ighil)郡とタラート・ニャクーブ(Talat N'Yaaqoub)郡の4つの村を訪れ、救援物資を届けた。これらの地域は前日訪問したイムグダル地域とは異なり、大部分の建物が崩れた。ひびが入っている建物は安全のため入れないよう錠がかけられており、住民たちは建物から近隣の小川、道路沿いなどに居住地を移し、ビニールや布切れで作った小屋で生活していた。救護団はテントをはじめとする救護物資を渡し、青年たちは素早く工具と紐を取ってテントを設置し始めた。幼い子供と女性たちは、これまで生活していた小屋から荷物をまとめ、テントに移動する準備をした。

 

10月7日と8日の両日間、曹渓宗合同救護団が準備した救護物資は、臨時居住用テント150個、学用品を含めたランドセル500個、衛生キット500セットであり、総3700人に届けた。

 

イムグダル郡スモゴースト村の住民モハメド氏は、「政府の支援が不十分であってマットレスや毛布、薬など基本的な生活を営むことができ、曹渓宗の支援が大きな力となった」と感謝の挨拶を伝えた。他の住民たちも、「多くの家畜が死ぬなど生活が出来なくなった。今回、曹渓宗の支援のおかげで生活を続ける勇気を得た」と述べた。タラート・ニャクーブ郡イマワン村のヨサフ氏も、「支援が足りない状況で助けの手を差し伸べてくれた曹渓宗に感謝する」と話した。

 

現地パートナーであるHAF職員イーサイド・メリア氏は、「HAFはイムグダル地域のため農業教育事業をはじめとする多様な計画を準備している」と述べ、「曹渓宗や韓国の方々に感謝している」と述べた。

 

地域の青年たちと共に土地を整理し、テントを設置した妙藏僧は、「被害地域を実際に見ると、さらに惨憺たる思いがした。一部の建物は正常に見えたが、内部はひびが入っているなど安全が懸念される状況であった」と述べ、「生活が苦しいと思う。しかし、勇気を失わず、仏様の加被の中で安らかな日常に戻ることを願う」と述べた。

 

一方、グッドワールドは被害地域の児童30人を選定し、毎月奨学金を支援する計画である。

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