世界文化遺産


仏教美術

仏教世界文化遺産

世界文化遺産

  • 石窟庵
  • 仏国寺
  • 海印寺の蔵経板殿
  • 慶州歴史遺跡地区
  • 仏祖直指心体要節経
  • 山寺、韓国の山地僧院

石窟庵

石窟庵は新羅時代景徳王10年(751年)に、当時宰相であった金大成によって創建が始まり恵恭王10年(774)に完成した当時は、石仏寺と呼ばれた。
石窟庵の石窟は、新羅仏教芸術の全盛期に作られた最高傑作と賞賛されている。特に、建築、数理、幾何学、宗教、芸術などが総体的に実現されていることから、一層の注目を集めている。
石窟庵は吐含山の中腹に白の花崗岩を使って人工的に造られた石窟である。 内部は本尊仏の釈迦牟尼仏を造成し、本尊仏を中心に周りの壁面には菩薩像と弟子像、力士像、天王像など40の仏像が彫刻された。
石窟庵

しかし、現在は38の仏像だけが残っている。石窟庵の彫刻は深い信仰心と優雅な技術が調和を成した統一新羅時代の傑作として、世界的な作品であり、韓国仏教を代表する芸術として知られている。
石窟庵の構造は、入口にある長方形の前室と円形の主室を廊下の役割をなす通路で連結するもので、約360個の平たい石で円形の主室の天井を絶妙に構築しており、その建築技法は世界に類のない優れた技術とされる。 現在、石窟庵の石窟は国宝24号に指定、管理されており、1995年12月には仏国寺と共にユネスコ世界文化遺産に登録された。

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