法会と修行
寺院では伝統的に旧暦によって法会が行われるが、最近では日曜日の法会も一般的になっている。
毎月旧暦の一日には規模の大きい法会が行われ、旧暦15日にも法会が行われる。また旧暦の8日には薬師斎日、18日には地蔵斎日、24日には観音斎日など、各斎日に法会がある。
寺院の節気法会には七夕祈祷(旧暦7.7)、伯仲祈祷(旧暦7.15)、冬至祈祷、立春祈祷がある。仏教で尊崇している節日としては、花祭り(陰暦4.8)、出家節(陰暦2.8)、成道節(陰暦12.8)、涅槃節(陰暦2.15)がある。
信徒の信行には、寺院の法会に参加すること、礼仏を献ずること、それに布施、奉仕、参禅、看経、写経、念仏、三拜などの五体投地の礼拝、真言など様々な方法がある。信行生活は寺院の法会を中心に展開され、寺での多様な修練会に参加し、修行することもある。