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真心と公心で疎通する新年へ


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作成者 최고관리자 日時23-01-03 12:41 再生521回 コメント0件

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新年の太陽が高く昇り、森羅万象を明るく照らすと、山と海が踊り、農村と都市の人々が共に嬉しい気持ちで歌います。元旦の朝、千福を開き、万物全てが新しいです。

 

しかし、現在、地球村の人々の間では亀裂と破裂の音が所々から聞こえてきます。北と西の間には戦争の砲声が行き交い、東と南には所々に張り詰めた緊張感が溢れています。振り返ってみると、長く伸びた万里の長城も観光客の足の下にあり、戦場を力強く駆け回った馬と象は動物園の塀に閉じ込められていることを改めて肝に銘じるべきです。今や、鋭い刀の上でみせた瞬間の神妙な才能を止め、槍と刀を溶かし、鋤と鋤の刃を作るため腕を振るう時期です。

 

世界は一つの家庭であり、人類は一つの身体であるという天地同根、万物一体の道理を共有する癸卯年の朝です。慈悲と共生への歩みのみが、すべての人類にとって真なる光明となります。貧しく社会的な弱者を世話する自他不二の精神は、苦難の時代を克服するため苦痛を分かち合う土台となります。又、少子高齢化や気候危機という時代的な課題を解決するため、文殊の知恵を集める時代でもあります。感染症と共に生きていくため共存的な生き方を探し、日常生活の中では常に臼をつく二匹のウサギのように団結しなければなりません。

 

大韓仏教曹渓宗は真心より世の中とコミュニケーションし、公心より四部大衆とコミュニケーションします。個々人の八万四千の煩悩により心が乱れるたびに、誰もが禅瞑想を通じ、平常心を取り戻し、自ら自分の道を見つけられるように時代の指南の役割を果たすつもりです。新たな千年を切り開き、慶州南山烈岩谷所在の磨崖立仏像を建てなおすため国民運動も共に展開しようと思っています。

 

時間は昨日から今日へ流れて、今日から明日へ流れていきます。しかし、時間というものは現在から未来へと流れるのみではなく、現在は過去と繋がり、又、過去は未来と相通じるものです。それで昔の禅知識人は、「今既不如昔、後当不如今」と言いました。 新年が昨年に及ばないと、来年も今年に及ばないという意味です。

 

癸卯年には和合と共生の太鼓を叩き、真理の法雨として万物の全てが新しくなり、一つ一つが道理に従って元の処に戻れるよう最善を尽くすべきです。

 

全ての家庭内に仏様のご加護が行き渡ることを心よりお祝い申し上げます。

 

癸卯年、新年の朝に

 

大韓仏教曹渓宗総務院長真愚僧

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