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お知らせ

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総務院長真愚僧新年記者会見文


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作成者 최고관리자 日時23-01-17 09:21 再生495回 コメント0件

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尊敬する国民の皆様、そして四部大衆の皆様! 

 

仏紀2567年、癸卯年です。

新年の丸い太陽が高く昇り、森羅万象を明るく照らすよう

今年も真なる願力と精進を持ち、千福を開くよう心からお祈りします。

 

コロナ感染症の脅威の中でも私たちは

清浄なる共同体を築き、希望が花咲く日常を回復しましょう。

続く戦争の砲火の中でも、私たちは

槍と刀を溶かし、鋤を作っていきます。

慈悲と共生への歩みだけが

全ての人類に真なる光明となります。

 

大韓民国は、物質及び経済としては先進国レベルに達しています。

しかし、貧富の格差が激しい、社会的な弱者も多いです。

貧しく社会的な弱者の世話をする自他不二の精神は、

この苦難の時代を克服する苦痛分担に喜んで参加する土台となります。

少子高齢化及び、気候危機という時代的な課題を解決するため、

文殊の知恵を集めるべきの時代でもあります。

このように社会的な問題を解消する様々な道に

大韓仏教曹渓宗が共にします。

 

物質的な豊かさの中でも精神的な疎外と苦痛で

心が不安定な国民が多いです。

特に、若者は将来への心配や恐れを振り払うことができません。

韓国仏教は、国民が心の平和を取り戻せるよう、

積極的に瞑想を普及するなど、心の友になります。

 

尊敬する四部大衆の皆様!

 

大韓仏教曹渓宗は、

心よりコミュニケーションを取り、信心を持って布教し、公心を持って仏教の復興に向かっていきます。

 

2023年は第37代執行部が発足して以来、

本格的に宗策事業を推進する初年度でございます。

大韓仏教曹渓宗第37代執行部は、

信頼される仏教、尊重される仏教、共にする仏教を具現していきます。

そのため、第一の核心課題を「仏教の社会的コミュニケーション強化」と定めました。

 

韓国仏教が時代と共に呼吸し、

明るい未来を切り開くためには

仏様の明るい教えを現世の言葉で伝え、

コミュニケーションして行くべきです。

心が乱れている現代人が

禅の瞑想を通じ、平常心を取り戻し、自らの道を歩めるよう、 

時代の指南の役割を果たします。

 

国内外の修行プログラムの現状を把握し、

宗団内の専門家たちがそれを検討し、

「曹渓宗瞑想プログラム」を開発し、普及します。

 

更に、宗団が設立する瞑想センターで、

誰でも簡単に自分の段階に合う修行プログラムを体験し、

心の平和を求めるなら

国民の精神的な福祉のレベルでも非常に重要な進展になると思います。

 

時代と共に呼吸するため始まった想月結社は、

2019年のテント結社を皮切りに、この数年間、

国難克服の慈悲巡礼、三宝寺院千里巡礼を行い、

布教院では、各教区別に巡礼道プログラムを

開発し、普及しています。

 

一千年を続いてきた伝統寺院が培ってきた知恵の森と文化資源を

国民と共に享有し、心の故郷を訪れることができるようにします。

巡礼路ごとにストーリーテリングを強化し、

コースや周辺景観、生態や文化資源の情報をモバイルアプリでも制作し、

テンプルステイプログラムと連携し、発展させます。

それを通じ、誰もが簡単に心を癒す機会を持てるようにします。

 

又、苦しんでいる人びとを訪ねて一緒に祈り、実践する

社会労働委員会の活動を拡大・強化します。

南北、生態、宗教連帯分野などで実践力を強化し、

社会実践活動に係る宗団機構と委員会を整備し、

現場で活発にコミュニケーションします。

 

第二の核心課題は、「僧侶福祉強化を通じた僧伽共同体の安定化」でございます。

僧侶たちの老後の安定は修行共同体の安定でございます。

宗団と各教区で行われている

国民年金、医療費支援など僧侶福祉を強化し、

住居、介護、医療、生活など生活のあらゆる領域で

僧侶の福祉が行われるようします。

そのため、宗団の財政運用にも力を注ぎます。

 

特に、第37代執行部は僧侶たちの超高齢化に備え、

入滅の時まで僧伽の威儀を維持できるよう、

「僧侶専門療養病院」を運営する予定です。

昨年から「僧侶専門療養病院」の運営のため準備を進めており、

釈迦誕生日の前に、四部大衆と共に

大韓仏教曹渓宗僧侶専門療養病院の開院式を行う計画です。

宗団と教区、東国大学医療院、療養施設などと連携し、

医療的ケアが必要な僧侶たちが

安定的で専門的な保護を受けられるよう、注意深く準備する予定です。

 

第三の核心課題は、「韓国仏教の文化的自負心の鼓吹」です。

「一千年を立てる」という事業を推進し、過去の一千年と未来の一千年を結びます。

慶州南山の烈岩谷に倒れている磨崖仏を立たせ、

過去の一千年を建てようと思っています。

宗団の提案により各界が呼応しており、

関連機関の技術的検討も終わりが近づきつつあります。 

国民の関心を共にすれば、数年以内に

磨崖仏が世の中に向かって明るい笑みを浮かべることでしょう。

新羅の仏教文化の真髄である磨崖仏が立ち上がれば、

国民が平安で、国運が豊かで新たな時代を切り開けるでしょう。

 

瞑想と未来世代の人材養成、

各教区の特性化のため研究事業を行い、新たな一千年を建てます。

未来世代の人材を養成することは、

教団の明日のため必須的な投資でございます。

各教区に合う特性化事業を研究し、活性化することも、

地域社会における教区の役割を高め、

行政を専門化するため非常に重要な課題です。

 

我が宗団は

[教区特性化戦略樹立]、

[汎宗団的出家奨励]、

[伝統文化関連国家制度の改善]、

[伝統文化広報強化]、

[仏教葬儀文化の拡散]、

[伝統と現代が調和した喪家僧伽教育の確立]、

[布教コンテンツ開発]など

主要課題を怠らず、推進します。

 

時代と社会が求める韓国仏教の役割を果たしていきます。

宗団の懸案課題も重要なことが多いです。

昨年末、国会で文化財観覧料減免に関する支援予算が反映されました。

国が指定した文化財の管理費用を

寺院が観覧料徴収を通し、充当してきた誤った慣行が

是正されるきっかけになると期待しています。

大切な韓国の文化遺産がよく保全されるよう、皆が力を合わせるべきです。

支援予算が確保されただけに、国民の不便がなく、

文化財の管理を疎かにしないよう、

寺院の文化財区域の入場料徴収制度を改善していきます。

政府とも積極的に協力してくださることを期待しています。

 

2月9日から3月23日まで

「想月結社、仏様と共に歩く」というスローガンで

仏様の国、インドでウォーキング巡礼が行われます。

大韓仏教曹渓宗の前総務院長・慈乗僧を始めとする主な僧侶と

四部大衆108人が仏様の聖地1,167kmを43日間にわたって直接徒歩で巡礼するのは、

かつてなかった前人未踏の道です。

 

四部大衆の切なる心を集め

巡礼が安全で平穏と円満に回向し、

インドの仏様の聖地をつなぐ、「ブッダロード」が活性化されるのを祈ります。

 

加えて、今年は韓国・インド国交正常化50周年になる年です。

私は3月20日にインドの祇園精舎で開かれる

想月結社巡礼団回向法会に参加する計画です。

その後、デリーで韓国の伝統文化を紹介する

様々な文化交流イベントを

駐インド韓国大使館、韓国文化院と共に行う予定です。

 

精進料理晩餐会、韓国仏教と韓国文化に関する特別講演会、

燃灯会の伝統灯の展示、テンプルステイや精進料理体験など、

韓国の伝統文化の真髄をインド国民に披露する計画です。

 

想月巡礼と国交正常化50周年文化交流行事を通じ、

インド内に韓国仏教に対する多くの関心が持たれ、

より多様な聖地巡礼や文化交流が行われ、

両国の親善にも大きな進展があることを願います。

 

来たる2024年は、1994年に行った宗団改革の30周年になる年です。

宗団は、仏様の教えに基づいた修行と布教で目覚ましい発展を遂げてきました。

 

特に、過去30年間、民主的な意思結集と宗憲宗法による合理的な宗団運営により、

宗団を安定させ、社会的な役割を強化しています。

 

変化した時代精神に合わせ

宗団運営の新たな枠組みを作っていくべきです。

これと関連する様々な談論を共有し、議論できるよう

コミュニケーションの場を開きます。

 

宗団と教区、そして寺院を取り巻く様々な組織構造と

コミュニケーションを強化する賢い方案を作っていきたいと思います。

癸卯年には和合と共生の太鼓をたたき、

万物全てが真理の法雨で新しくなり、

全てがが順理通りに元の場所に戻れるよう最善を尽くすつもりです。

 

ウサギは人々と親しい理由より、縁と関連した古事成語によく登場します。

特に、月明かりの中で和合の引き金となる二兎は、

我が地球村共同体の生活を投影した象徴的な姿です。

狡兔三窟という諺があります。

賢いウサギは 三ヶ所に穴を掘って未来に備えます。

厳しい環境の中で、私たちは皆知恵で明日を準備するべきです。

又、善用其心という仏様の教えに従い、

共同体のため慈悲の心を施し、

皆が共存する大きな幸せの扉を開くべきです。

癸卯年、皆さんの家庭と職場に

仏様のご加護を心よりお祝い申し上げ、

会う縁ごとに大切な福徳を分かち合うことを祈ります。

ありがとうございます。

 

仏紀2567(2023)年1月11日

 

大韓仏教曹渓宗総務院長・真愚僧

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