無風寒松の澄んだ風が娑婆を清浄にするね!
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作成者 최고관리자 日時24-01-15 13:25 再生94回 コメント0件本文
無風寒松の澄んだ風が娑婆を清浄にするね!
中峰性坡(大韓佛敎曹溪宗・宗正)
影閣前の慈蔵梅が葉を落として冬を過ごすのは、春の便りを伝えるためである。金剛戒壇の前に流れている渓谷の水は、山の便りを世間に伝えるためである。
大衆が集まって三冬結制をし、理事が和合し、精進することは出格丈夫を輩出して火宅の熱い炎を冷やし、渇きで苦しむ衆生たちに甘露を施すためである。
本来、清浄な心で衆生の幸せを祈ると、穢土がまさに浄土である。皆に求足した自性清浄心が現れるので病気は自然に消滅し、危機は機会になる。対立と葛藤は自他が本来一体であることを自覚すると、世の中の皆が本当に大切な縁であることが分かった。
煩悩が止んだところに限界を乗り越える知恵が現前し、皆が幸せになれる基盤が用意される。
細思乃不然
眞巧非幻影
欲令法語妙
不厭空且静
静故了群動
空故納万境
詳しく考えると、そうではない。真なる静けさは幻ではないだろう。
神妙な法語を作るためには空と静を嫌ってはいけない。
静かであるのですべての動きを理解し、空するのですべての境界を包容する。