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中峰堂性坡大宗師、曹渓宗15代宗正になる


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作成者 최고관리자 日時22-04-07 10:45 再生859回 コメント0件

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曹渓宗、3月30日に宗正推戴法会を奉行
文在寅大統領夫妻など大衆3000人 
圓行僧、「宗正僧の徳化の陰で進一歩」
文大統領、「宗正僧の教えに従い、」
「葛藤や対立を乗り越え、和合と統合の時代になるよう」
性坡大宗師、「凍りついている社会に
和合の気を吹き込むのが仏教徒の義務」
「過去を忘れ、初発心で新たに出発すべき」

 
中峰堂性坡大宗師が曹渓宗15代宗正に推戴され、法の象徴である法蔵を高く上げ、見せている。[写真共同取材団]

中峰堂性坡大宗師が曹渓宗第15代宗正に推戴され、法座に就いた。
曹渓宗は3月30日、ソウル曹渓寺の大雄殿の前庭で第15代宗正・性坡大宗師の推戴法会を行った。推戴法会には曹渓宗総務院長の圓行僧、元老議長の世珉僧をはじめとする元老、教区本寺住職、中央宗会議員、中央宗務機関の僧侶たち、韓国仏教宗団協議会所属の宗団代表、文在寅大統領をはじめ政・官界の人士、他宗教の代表、スリプリヤ・ランガナタン駐韓インド大使らを含む各国の大使、チュ・ユンシク中央信徒会長、キム・ジョンギュ韓国博物館協会名誉会長、キム・ヒョンギュ法宝新聞代表など、四部大衆3000人が参加した。

総務院長圓行僧は奉行辞で、「今日は教団の自尊と跳躍の大切な転機を迎える、実にめでたい、意味深い日である」とし、「今日をきっかけとし、信受奉行を誓う皆は言葉と行を共にする修行と同体大悲の精神を実現し、宗正隷下の徳化を見習い、一歩前進すべき」と述べた。 続いて、「世の中は葛藤と対立、危機に染まっている。戦争の惨禍が再現され、人類を脅かす感染病が蔓延し、人生は疲弊し、平穏な日常の楽しみも見られない」と言い、「人間の絶え間ない欲、怒りと憎悪、そして愚かさが作り出した人々の煩悩を完全に断ち切らなければならない。(その点で)常に持戒は清らかであるべき、和合を通じ、世の中を利するようと話した宗正隷下の教示は全ての衆生の真贋を明らかにする指南である」と明らかにした。

 
曹渓宗総務院長・圓行僧が奉行辞を述べている。[写真共同取材団]

又、 圓行僧は、「宗正隷下の願力に基づき宗団は伝統文化を守護し、伝法教化に一層まい進する」とし、「仏教が世の中の多くの人々に希望を伝えることができるように重大な責務を果たし、一心一念で三宝を護持し、正しい共同体のため精進すべき」と発願した。

中央宗会議長の正門僧の行状紹介に続き、元老議長の世珉僧は推戴辞で、「性坡大宗師は一念精進で煩悩を悟りの代用に変え、無生の面目を悟り、人天の眼目を開いた禅知識である」と話し、「百丈清規を実践し、日常の中で禅を具現するため先頭に立ち、10年以上の忍苦の歳月の中、八万大蔵経を陶磁器に刻み、大蔵閣に祀った願力菩薩でもある」と述べた。続いて、「国に眼目を持つ人がいると、その国は豊かになり、家の中に善があると、その家が栄えるという話がある」とし、「性坡宗正の時代を迎え、宗団は新しい変化と改革でもう一度中興を成し遂げるべきであり、宗正隷下の徳化により仏日はより明るくなり、所々に道業が溢れると思う」と述べた。

文在寅大統領も壇上に上がり、性坡大宗師の宗正推戴を祝った。文大統領が在任期間中に曹渓寺を訪れたのは、2017年11月28日、国交正常化40周年を迎え、国賓訪問したシリセナ・スリランカ大統領と共に訪問して以来、二回目である。

 

文大統領は、「霊鷲叢林通度寺や瑞雲庵などで宗正隷下に何度もお目にかかったことがある」とし、「その度、大きな教えを受け、精神が覚醒され、清らかで芳しい記憶として残っている」と縁を紹介した。文大統領は、「お釈迦様が行動と知恵は車の二輪、鳥の両翼の如しとおっしゃったごとく、宗正隷下は仕事と遂行、人生と芸術、自然と文化が決して二つではない、という禅農一致を実践された」と述べた。「我が山野の日差しと風で伝統醬油を作り、我が土を使い、統一を念願する16万陶磁大蔵経を作り出した。天然染色を復元し、漆器技法を開発し、仏画や民画も描いた。仏教文化と精神文化を培ってきた宗正隷下の善根は計り知れないほど深くて大きい」と述べた。

又、「韓国仏教は新型コロナウィルスの流行の中、同体大悲の精神で国民に希望の灯を灯した」と感謝の旨を表し、「オミクロンという最後の峠を越える国民に仏教が変わらぬ勇気と力を与えると信じている」と述べた。 続いて、「差別ない尊重と、配慮する常不経菩薩の精神と国民の一人ひとりが善良な心を持たなければならない、という宗正隷下の教え通り、韓国社会が葛藤と対立を越え、和合と統合の時代に進むことを願う」とし、「今後も我が社会に大きな教えを与えてほしい」と述べた。

文大統領の祝辞に続き、全国尼僧会長・本覺僧、チュ・ユンシク中央信徒会長、スリプリヤ・ランガナタン駐韓インド大使の献辞も続いた。

本覺僧は、「性坡大宗師は一生を修行と文化、生命の尊重と和合の道を私たちに見せてくださった」とし、「功徳の森が育つと、あらゆる生命、蜂や蝶が舞い込んで人々を幸せにするというお言葉のように、私たち四部大衆は皆一人の修行者になり、願力菩薩になって大慈悲の道を歩んでいく」と話した。チュ会長は、「大宗師の教えに従い、肯定的な考えを持ち、生命と平和、文化と伝統を守る願力菩薩として生き、仏国土を作っていく主人公は、慈悲を実践する私たちであることを固く刻み、精進していく」と誓った。スリプリヤ・ランガナタン駐韓インド大使も、「宗政隷下の教えと指導により仏様の平和のメッセージが全世界に広がることを願う」と述べた。

 
曹渓宗総務院長の圓行僧が15代宗正・性坡大宗師に法の象徴である法蔵を奉呈している。[写真共同取材団]

性坡の大宗師は、曹渓宗元老会の副議長である大圓僧と総務院長の圓行僧から法を象徴する払子と法蔵を奉呈され、法座に座り、四部大衆に知恵の甘露法文を下した。

当日、性坡大宗師は事前に配布した法語ではなく即席の法文に変えた。大宗師は、「理判と事判は分離されてないので、動中の修行する方々が静中の修行を忘れたり、静中の修行する方々が動中の修行を度外視してはいけない」とし、「護国仏教という時、果たして何が‘護国’であるのかを見定めるべきである」と法文を開いた。又、1700余年の伝統を持つ韓国仏教が過去より土木や建築、彫刻、美術などあらゆる生活文化に至るまで我が民族文化の中枢的な役割を果たしてきたことを触れながら、「根深い我が国の歴史や文化を未来志向的に発展させていくべき」と述べ、「仏教徒たちが民族文化の暢達のため努力すると、国泰民安の役割を果たすことができる。民族文化の優秀性を世界に知らせ、見習うべきである」とおっしゃった。

 

性坡大宗師は仏教の社会的な役割も強調した。大宗師は、「現在、春の季節が訪れているが、しかし、私たちの心には依然として冷たさでいっぱいである」と話し、「冷え込んでいるこの世界に暖かい和合の気運を吹き込み、我が社会の構成員みんなの心に笑いの花が咲くよう私たち仏教徒の義務と責務であることを肝に銘じてほしい」と述べた。続いて、義湘僧の『華厳経』‘法性偈’にある「初発心是便正覚」を詠んだ後、「過ぎ去った過去をすべて忘れ、今からでも初発心に戻ろう」とし、「その心を持ちながら新しく出発すると、家庭や社会や国は(過去の困難から脱して)新しく出発するきっかけになる」と強調した。

15代宗正・性坡大宗師の法語に引継ぎ、四部大衆は「釈迦牟尼仏」を精勤し、眼目を持つ禅知識の教えに従い、願力菩薩として生きていくことを誓った。春を促す雨が降る中で行われた中峰堂性坡大宗師の宗正推戴法会は、仏教音楽院の国楽演奏とチャン・サイク氏らの祝賀公演に続き、四部大衆みんなが四弘誓願を唱え、締めくくった。

 

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